1950-02-15 第7回国会 参議院 通商産業委員会 第9号 次に価格の差益金の問題、これは価格差益金はインフレ時代の所産でありまして、公定価格の上昇に伴つて価格差益金を徴せられたことは、一見見ますと公平のように見られるのでありますが、併しこのために企業の資本力を弱小化いたしまして、次の仕入には前回と同量を仕入れるということは不可能になつており、従つて縮小再生産の過程を辿らしむる結果となつたのであります。 境野清雄